製作工程

  • 木地

    木を組む・削る

    杉・ヒバ・松などの素材を使って本体の木地を作ります。
    道具、工具を使いながらも最後の調整はやはり手作業です。

    木地工程 画像01 木地工程 画像02
  • 彫刻

    木を彫る・刻む

    木の中からかたちが現れてきます。
    あとで、塗って金箔を押すので、その部分だけ深く彫るとか、小刀は良く研いで調整しておきます。

    彫刻工程 画像01 彫刻工程 画像02
  • 宮殿

    木を使って宮殿(くうでん)を造る。

    小さな、升目で作られた格子を組み上げて宮殿が造られます。
    川辺仏壇の場合、竹の串を外すと分解できるのが特徴です。

    宮殿工程 画像01 宮殿工程 画像02
  • 金具

    金属を曲げる・叩く・切り出す。

    とんとんと小気味良く、かなづちの音が響きます。
    銅板の上にタガネを当て、文様を打ち出します。

    金具工程 画像01 金具工程 画像02
  • 蒔絵

    絵を描く

    漆を塗った上に、うるしで下絵を描き、金粉・青貝などで仕上げます。
    漆の乾燥状態を見ながら、金粉を蒔く頃合いが微妙だそうです。

    蒔絵工程 画像01 蒔絵工程 画像02
  • 塗り

    漆を塗る

    良質の天然の漆を使い、ゴミが入らぬように塗っていきます。
    漆を塗る刷毛は、女性の髪の毛でできているとか。

    塗り工程 画像01 塗り工程 画像02
  • 仕上

    金箔を貼る・組み上げる

    金箔を貼り、部材がそろったら組み立てです。
    キズをつけないように慎重に組み立てがおこなわれます。

    仕上工程 画像01 仕上工程 画像02